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       体験談 1 

    Ride on meditation 波乗り瞑想技法 ポータル編 

 

 

秘儀的な地点まで・・・

瞑想にはつねに、「私」がやっているのか否かという能動性と受動性の問題がつきまとい、それが深くその先へ入っていくときの最大のポイントとなるだろう。

 

その点を今回、このRide on meditation では「意識のベクトル」という言葉ですっきりと、かつ実践的に説明してくれている。

 

瞑想をしようとする能動的な「私」は常に対象物を必要としており、その意図がまさに意識のベクトルを外側へと方向づけてしまい、「私」を超えた大いなる意図が内側へなだれ込むのを遮ってしまう。

 

Ride on meditation は平易な説明を駆使しつつも、無為の瞑想へ入るための意識の分岐点を秘儀的な地点まで見据えて提示しており、少し瞑想をかじったことがある者ならば誰しも、kojiさんの実践から導き出された凄みを読み取ることになるだろう。

 

自身の経験から、瞑想の意識の分岐点、すなわちRide on meditation でいうところの「波乗りポイント」にカチっとはまる状態は◯◯◯や◯◯のときに起こりやすいことは知ってはいたが、今回このワークを試してみたところ、ポイントにはまる確率と明晰度が格段にアップした。

 

この、無為の意とでもいうのか、自然に任せつつ確実にポイントにはまりやすくなるための意識の土壌を整えておくことの重要性をあらためて認識できたことは収穫であった。

「それ」にはまるときの意識というのは具体的な状態として「ある」。

 

その分岐点を通らずにその先へ行くことはできない。

 

完全なる受動性であるサマタを伴う「それ」の状態でなければ「これ」の認識は曖昧で一過性のものにすぎない。

 

Ride on meditation は単なるリラクゼーション法やスピリチュアル的な癒しのワークなどを超えて、誰もが認識の直接的な転換を促しうることを深い愛をもって提示してくれている。

B・A さんより

 



 

 

コメント 

この方はヴィパサナー瞑想をかなりやり込んだ方で、本編を最初に読んだ時に・・・・

 

「そうそう、このベクトル(本編で解説)の話は最重要ですよね、あんまり他ではここまで解りやすく言ってないですから」

 

「そうそう、光(ニミッタ)の部分もそうなんですよ、獲得するものというイメージがありますが、普段、夢で明確な映像を見ているわけですから、それを意識化するというプロセスが重要ですよね」

 

との感想を頂き、上記の感想文を送って頂きました。